不動産投資(1)

 

 不動産投資は有効なのでしょうか?まずはデータ分析をすることが必要です。

 

 

 平成24年5月新設住宅着工戸数(平成24年6月29日)、国土交通省発表のデータによると、

 

 持家は 25,468戸、新設されました(前年同月比 8.2%増, 2か月連続の増加)。公的資金による持家は減少しましたが, 民間資金による持家が増加したため、持家全体で増加となりました。

 

 貸家は 23,853戸が新設されました(前年同月比 15.3%増, 5か月連続の増加)。民間資金による貸家は増加し, 公的資金による貸家も増加したため, 貸家全体で増加となりました。

 

 分譲住宅は 19,644戸が新設されました(前年同月比 4.4%増, 4か月連続の増加)マンションは 9,688戸(同 3.2%減, 4か月ぶりの減少)、一戸建住宅は 9,881戸(同 12.3%増, 先月の減少から再びの増加)

 

 

 

 首都圏 総戸数(前年同月比 0.3%減)は、持家(同 1.7%増),貸家(同 6.2%増),分譲住宅(同 6.1%減)うちマンション(同 13.7%減),うち一戸建住宅(同 5.2%増)となりました。

 

 

 全建築物の着工床面積は,1,070万㎡,前年同月比 6.8%増。( 4月は 0.9%増)2か月連続増加しました。公共の建築主は 59万㎡ (前年同月比 15.8%減, 先月の増加から再びの減少)、民間の建築主は 1,010万㎡ ( 同 8.5%増, 2か月連続の増加)

 

 民間建築主、居住用は 656万㎡(前年同月比 7.4%増, 4か月連続の増加)、非居住用は 355万㎡( 同 10.4%増, 3か月ぶりの増加)

 

 首都圏では分譲マンション、分譲住宅は対前年同月比で減少していますが持家、貸家はかなり増加しています。一方賃貸住宅の空室率はどうなっているのでしょうか?データ提供、アットホーム㈱、㈱タスによる分析レポートでは東京都では12%前後の横ばいで推移しています。

 不動産投資では、空室率を一つの重要な係数として投資利回りを計算します。他の係数は明日以降検討します。

 

 

 

 賃貸住宅の空室率レポート